6/28 第37回 古道探索会/山背(やましろ)古道探索 その3 山中&つね

夏のノーゼンカズラ

まるで盛夏のような快晴の山背(やましろ)古道探索。
各ポイントで、山中さんに、集合画像を撮っていただいたので、これをメインに
今回は話しすすめます。

1)高倉神社前


高倉神社は、平安時代末期(12世紀末)の後白河法皇の第二皇子以仁王(もちひとおう)を祀る神社である。


隣接して以仁王の御墓がある。  



平家物語」によると、平家に追われた以仁王は、南都の興福寺をたよって都を落ちる途中、この地「光明山の鳥居の前」で流れ矢に当たって落命されたとある。


治承4年4月 似仁王は諸国の源氏に、平家妥当の令旨を出した。これを受け、
源三位頼政木曽義仲などが挙兵し、いずれも敗れている。


一方、平清盛は、福原遷都を強行。さらに頼朝の伊豆挙兵とつづく激動の時代の名残の地である。


2)玉津岡神社前

聖武天皇天平3年(西暦731年)9月に、井堤左大臣橘諸兄公は、橘一族の氏神として、椋本天神社を創祀したのが始まりである。
社殿風景