活動記録>2/26・7一泊二日 熊野古道その10・紀伊宮原〜御坊

2月26日〜27日 一泊二日 熊野古道その10・紀伊宮原〜御坊 6名
【2月26日】
10:00 JR紀伊宮原駅 集合 快晴
JR紀伊宮原駅より左に出、前回のつづき… 今日もミカン畑を歩く。
安いので、“きよみ”を\100で購入!

札場地蔵(大雨などで渡し舟が出ないとき「本日川止め」の札が下げれた所)−
‐天神社、宮原の渡し場跡 - 宮原橋(有田川)を渡り石標を左へ ‐
−得生寺(中将姫 伝説ゆかりの寺) ‐ 糸我稲荷神社(日本最古のお稲荷さん)、


“くまの古道歴史資 料館”見学(藤原定家の御幸随行の様子がイラストで表されている、
当時の籠とイベント用の新しい籠も展示されている。)お茶をいただき、トイレ休憩


−“糸我王子跡”‐ 右に新池、左にアスファルトの急な上り坂、

周りはミカン畑と梅畑( 梅の花が満開で甘い香りがします)、
峠に登る手前の休憩所で宮原の町を見下ろし 休憩、


“きよみ”で喉を潤す 竹薮の中の急坂を越え ‐ 峠の茶屋跡 ‐
−糸我峠(本日の難所、標高170m、湯浅 の町を一望) ‐


− 夜泣松の石碑(平清盛の連れていた子供が夜泣きするので、
そこにあった松の大木をたたいたところ、子供が泣きやんだとの事、
その大木は枯れ 石碑のみ) - 急な下り坂



12:05〜12:35 昼食 “吉川憩いの家”・行者石 (憩いの家は閉まっていたが
トイ レは使用出来ました) 逆川神社、“逆川王子” -
逆川(川の流れが他の川と逆になっている)‐逆川巡礼 橋を渡り‐
− 腰掛岩の跡 ‐ 弘法井戸 ‐ 方津戸峠(高低差がない峠)


峠を越えると湯浅の町へ、湯浅警察署、法務局、税務署、郡民体育館… -
山田川 沿いに歩き、北栄橋を西に熊野古道からはずれ、湯浅の町を散策‐
−大仙堀、江戸時代の町並(重要伝統的建造物群保存地区)‐“角長”で濁り醤
(生醤油)と紫滴(濃口本醸造醤油)、醤油もろみを購入


“太田久助吟製みそ”で金山寺みそ、もろみを購入… 拾ったミカンもあり、
リュックが重い(@_@;)

熊野古道に戻り、立石茶屋でトイレ休憩(醤油を買った時に手帳を忘れ、1人取り に戻る) ‐
− 深専寺(地震津波の碑) ‐ JR湯浅駅 ‐ JRガードをくぐり、満 願寺 ‐
−勝楽寺、紀伊国屋文左衛門碑 国道42号線から金山寺味噌店(味噌店が2店あるので注意)の前で国道を渡り、狭い坂道を登ると左側に “久米崎王子跡” ‐ 国道に戻り新広橋手前を左折、広川 に沿って歩く ‐

「左不動弘法太師道」の石道標、私達は右へ、新柳瀬橋を渡り 、国道42号線に出、
道標に従って、湯浅御坊道路のガードをグルッと一周くぐり 、料金所の下あたりに
“津兼王子跡”‐又ガードをくぐり、階段を下り、国道42 号線に出、左折し、
国道に沿って歩く、井関のバス停の所で左の道に入る‐養生 場跡 -
旅籠跡が続く、跡だけで宿が無いのが残念! - 赤い鳥居の伏見稲荷大社「丹賀蔵王大権現」と津兼王子、河瀬王子を祀っている - 河瀬橋を渡り


15:45“河瀬王子”本日の行程 約12Km 古道の道標があり歩きやすく、ポカポカ陽気と梅の香りで春を満喫しました(^_^)v


河瀬橋で宿の車を待ち送迎、湯浅町の民宿えびすへ、お客は他にいなく今夜は私達6人だけの貸し切り…お風呂も食事もゆっくり出来ました。


※宿の辺りは幻の高級ミカン“田村ミカン”(12月頃に食べられる)の産地、三宝 柑、枇杷、白魚、しらすいかなご、ワカメ… 美味しい土地です。


【2月27日 晴れ】
8:30 宿の車で送迎 車窓より“稲むらの火の館”津波の後に造られた堤防を見る
8:45 “河瀬王子跡”この辺りにも旅籠が続いていたらしく、民家に屋号を示した
表示がある‐ 延命地蔵寺、汗かき地蔵 /トイレ -“東の馬留王子”
大峠(鹿ヶ瀬峠)が険しくて馬が登れないので、ここで馬を降りて、
馬をつないでおいた事に由来、徒歩で峠を目指したとのこと。


道標「鹿ヶ瀬峠(大峠)まで2,340m」今日の難所、標高350m 大峠越え -
− 徳本上人名号石 - 動物除け柵の扉を開けて進む、朝からの長い登りで休憩しながら進む - 道標2,030m - 道標1,230m - 道標1,200m - 道標710m - 痔の地蔵 - 道標152m -
− 法華の壇(天台宗の僧、円善上人が熊野詣の際、この峠で亡くなったが、
骸骨になってもなお読経していた伝え) - 頂上、峠の広場(茶屋、旅籠跡)休憩‐


−急な下り 坂、小峠(古道最長の石畳道 503m) - 休憩所 - 王子谷石碑群
10:30 金魚茶屋跡(昔金魚を飼って旅人を楽しませた茶屋跡、
今は蔵のような水洗トイレ、駐車場)


トイレ休憩、ミカンで喉を潤す。 ここから黒竹の里、原谷の里。
古道沿いに光沢ある黒竹林が散在(黒竹の杖を1本いただく)‐“沓掛王子”‐
法華経塚遺跡の碑 - 爪書き地蔵 - 内原保育所 -
−原谷黒竹民芸組合(閉まっていました) - 左手に原谷皇太神社、右手に後鳥羽上皇
休憩したと言う“四ツ石聖磧地” -“西の馬留王子”‐ 光明寺 -
− 一里塚跡(家の塀の間に挟まっている) - 弘法井戸 - なめら橋 -
−今熊野神社、“内ノ畑王子” 近くの田んぼの土手で昼食

11:45〜12:15 愛子の淵、“高家王子”、内原王子神社、トイレ休憩 -
−王子橋 - ミツワ縫製(右折するとJR紀伊内原駅) - 町立萩原集会所


13:15 萩原住民公園で休憩、トイレ(ゲートボールコートが4面! 子供の遊技器具が隅っこにあった、ゲートボールに来たおじさんからスナップエンドウをおばさんからブロッコリーをいただきました( ̄―+ ̄) 重い…


実はミカン畑でもおじさんが上がっておいで〜と言ったが、ミカンは重いので、急ぎます!っと振り切 って来たのです… 空高くにヒバリが囀り舞っていた!


春を実感 一里塚跡を目指していたら、スナップエンドウのおじさんが車で追いかけて来た 、忘れ物(黒竹の杖)を、わざわざ届けてくれました、ありがとうございます、和歌山紀伊の皆さんの温かさにふれた旅でした。


「よい子神社」“善童子王子”‐富安橋を渡り、集落の右手にある花壇の手前の細い道へ家と家との路地を進み、道標の指示通りに… 竹やぶの中を通り抜けた所に“愛徳山王子


”…薄暗い竹やぶ、一人では無理(∋_∈) 元の道に返り‐吉田八幡神社・かみなが姫公園‐
−左折し八幡橋を渡り、まっすぐ 行くと
道成寺”縁起堂でお坊さんより絵説き説法(安珍清姫の物語)を聞き、平安時代千手観音菩薩像、数々の国宝重要文化財を拝見。 八幡橋に戻り‐“海士王子”‐川沿いの道を進み、踏切を渡って右折すればJR御坊駅、本日の行程 約18Km  紀伊路最大の難所!鹿ヶ瀬峠がきっかった、明日が心配(@_@;) 16:01
JR御坊発 17:10JR和歌山着


17:19JR和歌山発 18:26JR天王寺着 お疲れ様でした (^_^)v

熊野古道_世界遺産記念公園_赤梅集合画