活動記録>11/28 第54回古道探索会 / 伊勢本街道(石割峠越え)

10時半 高井バス停を出発。去年の秋は左の仏隆寺への道だったが、
今回は右の伊勢本街道へ。簡易舗装の道路には落葉に覆われ、
サクサクと音をさせながら歩くところも。


旧家の立派な家屋を横に見ながら、15分ほどで高井千本杉に到着。その偉容に圧倒される。
やがて本行程中唯一の公衆トイレを過ぎ、樹間の道を諸木野集落へ。
この集落の入口に諸木野関所跡の石碑があった。かっての賑やかな往来が偲ばれるところだ。
諸木野集落を過ぎ、杉の植林の間を石割峠に向かう。石を割って道を開いたという説もある
石割峠へは切通しのかなり急な坂道、11時55分に辿り着いた
石割峠は木の看板があるだけの寂しげな所だった。


小休止の後植林帯を下り、12時半に専明寺に到着。鐘楼の横で昼食を摂る。
12時50分に再び歩き出し、かっては茅葺屋根だったろう民家と刈取りの済んだ
田圃を眺めながら歩を進める。小さな峠を幾つか越え最後に山粕峠を越えて
山越集落の高石バス停に到着。時計を見れば13時55分。

バスの時刻を見ると14時12分、その次は16時33分。当初予定の次の山粕西口バス停まで行くと
2時間待つことになるので、今回は高石バス停を終着とした。


今回は舗装道路、林間の土の道、落葉道と足下が変わり、景色も長閑な集落と植林帯が混ざり、
比較的歩きやすい変化に富んだコースだった。また参加者が男性3人だったので、
道中話題に上ったワンダーフォーゲル的に、ひたすら歩いた半日だった。